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超速硬コンクリートモービル事業
超速硬コンクリートモービル事業について
超速硬コンクリート製造プラントを搭載したスーパーコンクリートモービル車を自社配備しています。
(超速硬コンクリートモービル事業はヤマリョー株式会社・新菱商事株式会社との業務提携により行っています。)
スーパーコンクリートモービル車の特徴
特長その1
特殊ベルトコンベア状に積層状に計量された材料は、その状態で既に配合がなされているため、任意の時間(位置)でミキサーへのコンクリート材料の供給・停止ができます。
特長その2
バッチミキサーとは、根本的にコンクリート製造プロセスが異なる構造を有しています。一定速度で回転する特殊ベルトコンベア状に各材料(セメント・細骨材・粗骨材)が連続して計量され、積層状に配合された状態でミキサーへ導かれます。この時点で水・各混和剤が計量器によって計量され、各材料と同調してミキサーに投入されます。投入された材料は、特殊形状一軸ミキサーにより練り混ぜし、コンクリートとなって排出されます。
特長その3
バッチミキサーのように材料計量・投入・混合という待ち時間は全く生じません。また、1バッチ毎の計量では無いため任意の量コンクリートの製造ができるため材料のロスが最小限留められます。
スーパーコンクリート
スーパーコンクリート |
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スーパーSFコンクリート (スチールファイバー入り) |
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超速硬コンクリートの特徴
1. 2〜3時間で実用強度を発現
超速硬コンクリートは、配合により、2〜3時間で20〜30N/㎟の実用強度を発現します。
2. 長期にわたる安定した強度増進
普通ポルランドセメントを使用したコンクリートと同様、長期にわたり安定した強度増進を示します。
3. 低温でも短時間で実用強度を発現
「カルシウムサルフォアルミネート」(C・S・A)が低温時でも活性を失わず、短時間で硬化。
水和熱を発生し、寒中での工事でも実用強度を発現します。
4. 凝固時間を自由に調節
専用の凝結遅延剤(セッター)の適量添加により、凝結時間が任意に調節出来ます。
5. ひび割れ抵抗性がアップしました
一般に実施工において「ひび割れ」の発生が問題となっておりますが、スーパーコンクリートはその悩みを解消しました。
6.ブリーディングがほとんどなし
硬化後の収縮性が小さいため、鉄筋との付着及び既設コンクリートとの密着性が優れています。
小野工業所が保有する超速硬コンクリートモービル車両
Super Concrete Mobile 1号車
Super Concrete Mobile 2号車
CONCRETE-MOBILEは、米国 NATIONAL-CONCRETE. MACHINERY CO. に於いて、研究・開発された連続ミキシング能力を有する、生コンクリート製造機であります。
本機の性能は、米国に於いてはA.S.T.M.C-685-74の基準に合致する性能を有し、我が国では財団法人建設機械化研究所に於いて、その性能が確認されております。
本機には、コンクリートに必要な素材(セメント・骨材・水・混和材等)がそれぞれ個別に貯蔵されており、ダイヤルセットの切替えで、任意の配合のコンクリートを連続ミキシング出来ます。
主要諸元
Super Concrete Mobile | ||
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コンクリート製造能力m³/h(最大) | 6m³/h (SFRC 5m³/h) | |
タンク類容積 | セメントビン | 2.0m³ |
細骨材ビン | 2.7m³ | |
粗骨材ビン | 3.5m³ | |
水タンク | 1.2m³ (SUS) | |
混和材(セッター)タンク | 0.13m³ (SUS) | |
混和材(FT-80)タンク | 0.19m³ (SUS) | |
作動油タンク | 0.16m³ | |
車両寸法(全長×全幅×全高) | 11.87m×2.49m×3.74m | |
車両総重量 | 24990kg | |
発電機消費電力(常用) | 12.8kw (P.T.O駆動) |